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タイ Thailand
北タイでのんびりと
タイに再再入国して、チェンコンの後チェンライChiang Rai→パイPai→メーホンソンMae Hong Song→メーサリアンMae Sarian→メーソットMae Sotと、主にミャンマーとの国境である北辺から西辺に沿って移動した。 1年余に渡ってユーラシアを走り周っていたこともあり、この最終パートの北部タイではちょっとゆっくりだらだらのんびりとした。
ラフ-族の少女。ソッポンSopponにて
(2001年5月4日)
メーホンソン県のパイはゆっくりくつろぐには最高の町である。町のはずれには高床式ハットの宿が立ち並んでおり、簡素な設備ながらリラックス度は満点。町の周辺には温泉、滝、プールなどもあり楽しみ満載、長期滞在にはもってこいだ。また、タイの北部から北西部にかけては、アカ族、ラフ-族、モン族、シャン族、カレン族などの少数民族の村々も点在しており、美しい民族衣装をまとった人々にも出会う事ができる。
(左)ラフ-族の子供たち(2001年5月4日)
(右)峠の土産物屋で小物を売るリス族の少女(2001年5月9日)
リス族は名前も可愛らしいが衣装もカラフルでかわいい。商売のやり方とかもなかなか上手で、商談にもジョークを交えたりしてなかなか洗練されている。ラオスで出会ったアカ族の人々もかなり面白かったが、彼らのはいわば天然ボケ的な面白さであり、リス族とは対照的な印象である。
(左)パイにて。泊まった宿周辺の風景(2001年5月7日)
(右)パイの高床式ハット。1泊100バーツ(2001年5月9日)
パイの中心部から少し離れると、写真のような高床式の宿がたくさんある。屋根は葉っぱで葺き、壁は竹で組んでいる。部屋の中はマットレスと蚊帳があるだけの超簡素なハットだ。このハット、見かけによらずなかなか快適で雨漏りもしない。夜はゲッコーの鳴き声がBGMになり、朝は鶏の鳴き声が目覚ましになる。
朝起きていつもの場所へ行く。それは宿の敷地内にある櫓。この櫓がまた格別に快適で、ここでライチを食いながら読書やゲームをしていると時間はあっという間に過ぎてゆくのだ。