旅の準備グリーンカードの取得
※ 以下のグリーンカードに関する情報は、すべて旅行終了後につい書込みしたものです。
グリーンカードとは主にヨーロッパで利用される、旅行者など第三者用の車両強制保険の事。これがないとヨーロッパを走れないのであるが、このグリーンカードの取得がまた大変である。なにが大変かというと、このグリーンカードなるものがどこで売られているのか、さっぱりわからなかったから。最初にフランス入りした時、パリの保険会社をさんざん回り、さらには地元のバイク乗りや他国からきたライダーに尋ね、果ては現地の自動車教習所まで行ったがどうもわからない。そして一週間近く経った時、自動車クラブでやっと販売している会社を教えてもらい事なきを得た。この時のどたばたについては2000年3月22〜27日ごろまでのレポート参照
最初のグリーンカードを無事購入してツーリング開始、夢のようなヨーロッパツーリングはあっという間に月日が経ち、このグリーンカードの有効期限である90日がきてしまう。場所はアイルランド。ダブリンでまた購入すればいいやとのんきに構えていたが、ダブリンでは結局販売会社がなく、その後のアイルランド、UKを走った約1ヶ月間、無保険状態となってしまった。グリーンカードはどの国でも販売しているものではないらしい。
7月後半、無事UK旅行が終わり、海を渡ってフランスに戻り、最初に買った場所で再び同じ物を購入しなんとか事なきを得る。そしてさらに3ヶ月、今度はフィンランドで期限切れを迎える。短期間であるがここでも無保険状態、そしてそのままエストニア入国。
エストニアでは入国時にイミグレで保険の購入を求められ、エストニアだけに通用する短期のグリーンカードを購入(数百円)。同じバルト三国のラトビア、リトアニアでも同様に自国だけに通用するグリーンカードをイミグレで購入して無事通過。そしてその後のポーランド入国時でグリーンカード購入を忘れたのが失敗の元だった。
ポーランドからチェコへ向かう出国審査の時、グリーンカードの提示を求められ、しまったと思ったときはもう遅いかった。係官に罰金1000ドルを求められ絶対絶命のピンチ。その後の結末は2000年9月29日のレポート参照!さらにこの時新たに購入したグリーンカードの有効期間が短かったために起こった究極の選択については2000年10月13日レポート参照。
参考のためにここでパリとポーランドで購入したグリーンカード情報を記しておこう。
なんでこんなに値段が違うのかよくわからないが・・・
パリで買ったグリーンカード ポーランドで買ったグリーンカード 購入場所 BUREAU CENTRAL FRANCAIS
11, rue de la Rochefoucauld
75009 Parisポーランドとチェコの国境イミグレ(Cieszynという町)。
ポーランド側の出国ゲートの売店で売っている。
多分24時間営業対象国 西欧、北欧のみ 販売国のポーランドとユーゴスラビアを除く全欧州
(バルト3国、バルカン諸国、ウクライナも含む)、
イスラエル、モロッコ、チュニジア、トルコ、イラン有効期間 1ヶ月、3ヶ月
(期限満了に伴う再発行は一回のみ)二週間から自由に設定できる。1年でもOK 価格 1ヶ月・・・600フラン(約10200円)
3ヶ月・・・1500フラン(約25500円)二週間・・・27ズウォティ(約670円)
4ヶ月・・・128ズウォティ(約3000円)激安!保障内容 フランス語表記のため不明 ポーランド語表記のため不明